思いを束ね、未来を示す道と成る

 現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。今日も今日とて日進月歩自画自賛しつつ奇を衒っていきましょう。

 今回から前回触れたストーリーラインについて話していこうと思います。ここでいうストーリーラインとは、物語の道筋と言う意味も含んでいますが、意味的には外連味や興味を惹く物語展開と思ってください。さて、このストーリーラインは物語展開のプロットと何が違うのかと言うと、プロットが主人公の望みを叶える為に作用するのに対してこちらはそれを阻害するように作用します。例えば、主人公が平和に暮らしていたら、それが主人公の望みであればプロットでは動かしにくいのですが、ストーリーラインでは容赦なく悪者や災害でその幸せを破壊できます。ストーリーラインならば主人公が列車に乗って居れば列車強盗を召喚し、お金を持っていればそれを容易く奪い去り、農業に勤しめば害獣や欲張りおじいさんを差し向けます。この様にシーンがマンネリ化しそうだったり動かなさそうだった場合にストーリーラインは動きます。

 まぁ別に主人公を妨害するだけがストーリーラインの動きではありません。例えば主人公のピンチに仲間が助けに駆け付けたり、力に覚醒したりと言った流れもストーリーラインで動かせます。要するに物語上の盛り上がりどころを管理するのがストーリーラインの動かし方という訳です。上手く使う事によって、ハッピーエンドやバッドエンド、カタルシスや痛快ざまぁ展開などの幅広い物語を扱えるようになります。

 次回は物語の起承転結と合わせて、もう少し詳しく解説していきましょう。

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