現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日も暑い中お越しいただきまして誠にありがとうございます。それでは執筆しよっか。
□起:シンデレラは継母と義理の姉につらい目にあわされていた。
□承:お城の王子様が嫁探しのパーティを開く事に成り、シンデレラは継母達にパーティに出られないようにされる。
□転:妖精が現れて魔法でシンデレラをパーティに出られるようにしてくれる。12時に魔法が解けて、シンデレラは城を後にする。
□結:シンデレラが帰った際に落としたガラスの靴を頼りに、王子はシンデレラを探しだす。
まぁ様々な媒体で映像化したりしているので、一度は見た事があるでしょう。この作品にもストーリーラインを追っていく事で、内容が深くなっていきます。その前に、まずこの作品においてひとつ言っておくことがありますが、この作品の主人公はチートです。外見の美しさだけで一国の王子が惚れるほどと言うのは相当です。遊女の様な技量や、傾国の姫君の様な頭脳も無く、ただただ可愛さだけで盤面をひっくり返すのは正直言って異常です。この物語、継母達の妨害や父親の不慮の事故が無ければこの少女、ただただ順風満帆に幸せに過ごして終わるくっそつまんねー話になります。
そもそも、純真無垢な絶世の美女なんて同姓に好かれる要素なんてゼロですね。異性で例えるなら、それこそハーレム物の主人公みたいな感じですかね? この作品は全てを持っている少女から一度全部剥ぎ取って絶望に落としてからの、逆転幸福? みたいな? なのでこの作品のピークはストーリーライン的には、冒頭の少女が不幸に落ちて行く様なわけです。この流れは最後の流れこそあれですが、幸せの王子様に通じる所がありますね。
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