戦いは数じゃないよ兄貴! 3

現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日も小説のあ色んな所突っついていきましょう。

 前回に引き続き、戦争がテーマでしたね。古代の戦争は、国民に武器を与えて兵士としていました。その内強い兵士を必要としたので国民に戦闘職を望むようになります。それが発展して貴族となります。しかし戦争で国民を消費する戦い方が批判され、傭兵を雇うようになります。ここまでが大体中世期の戦争って感じですね。ここから近代の戦争になってくると、国の在り方が変わって行きます。

 例えば奴隷制度。労働力として奴隷は市民に好まれていましたが、奴隷は経済活動を行わず、主人の持ち物扱いなので戦争でも被害が無く(敵に占領されても主人が変わるだけといった認識)、国民ではない存在でした。国家としては奴隷を解放した方が、経済活動を行う国民が増え、財産を持つ事で戦争に協力的になると良いことだらけなので近代になると奴隷制度はあまり見かけなくなります。

 また即戦力となる傭兵は、傭兵同士の戦争では互いに示し合わせて八百長を行ったりと、お金ばかりがかかる存在でした。またしっかりと訓練された兵隊と比べるとお金の契約しかない傭兵は士気が低くトータルで考えれば国民を訓練して兵隊とした方が強い軍隊となりました。

 国民教育も重要です。近代の戦争では王族や貴族などの知識を一部が持っているだけでは大規模な軍隊は運用できません。国民に教育を施し、その中で優秀な人材を軍に配属させる等の兵隊の質の向上が重要となってくるのです。特殊な兵装、戦術、作戦を運用する為には兵隊一人一人の知識や練度が大切です。

 戦争がはじまると、戦争に関連する業種はお金が集中する為に儲かります。例えば武器や防具、弾薬や食品などですね。大抵は国の金庫から支払われます。しかし国の資産も無限ではなく、国の資産が尽きれば戦争は継続できなくなります。大抵は戦争後の立て直し分も考慮して尽きる前に降伏なり停戦調停なりを行う物です。あるいは国民に批判され指導者の首が挿げ替えられたりするでしょう。

 皆さんも首を堕とされないよう、真面目に国防に取り組みましょう。

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