[未来小説] 魔法の世界へご招待だ3

現実と異界の狭間からこんにちは。本日も魔法の世界のあれやこれやを話していこうと思います。

 前回は一つ一つの魔法の設定を拘れと言ったと思います。特に魔法と言ったこれといった定義が無い物なのでわざわざ詳細に設定をしないと、矛盾やミスにつながりかねないわけです。

 例えば洗練され一般の人から逸脱した技術を、時に人は魔法の技と表現する事があります。蹴りを極めた人のキックは通常の蹴りの軌道を描かず、どこから来るか分からず防御も出来ない事から魔法の蹴りと表現されたり、投球の極めた人の投げたボールはまるで消えるような様子から魔球とか。

 ややファンタジー要素が含まれているのであれですが、有名な[〇滅の刃]の呼吸も、エフェクトで水や炎や雷が出ていますが、実際に炎や雷で攻撃しているわけでは無く、あくまで水のようなしなやかな、炎のような激しさ、雷のような素早さの斬撃と言う訳です。これも卓越した技術がまるで魔法のように見えるというパターンですね。

 逆に、普通の斬撃に魔法の力が掛かって炎の力が宿るという描写も多々あります。こちらは魔法の力が外部からかかっているので本人の実力とは関係ないパワーアップであり、前述の魔法の技に比べるとややインスタントな感じがします。しかし単純に火力アップとしては分かりやすいのでそこそこの敵を倒す場合や、雑魚を一掃する際にはよく使われます。まぁ魔法に独自の設定が無いと、炎の剣とか、油を塗って着火した剣と何が違うんだって話なのですが。

 魔法の同時設定とは、[その世界]における魔法の立ち位置や役割ですね。例えば[魔物は魔法でないと倒せない]という設定があった場合、どれほど優秀な剣士が、上記のまるで魔法のように見える神技を披露したとしても設定上は魔物を倒すことが出来ません。魔物を倒すには、たとえ見習いレベルの剣士でも、魔法の力を剣にエンチャントするなりの魔法の介入した攻撃を行う必要がある訳です。逆に、魔物が剣でも倒せてしまうのならば、魔法がその世界で通用する利点なり強みが必要になります。正直遠距離攻撃ならばその辺のおばちゃんや子供でも扱えるボウガンと言う強武器がありますので飛び道具と言う立ち位置では勝てません。あるいは魔物の外皮には魔法による防御被膜が張られており、魔法による攻撃でその外皮をはがさなければ攻撃は通用しない、もしくは直接魔法を与えなくとも魔物能力が強くて、魔法による支援やバフデバフなど持てる力の全てを使わなければ勝てないという設定もありと言えばありです。

 よく日常生活の質を魔法によって向上させているという描写を見かけますが、正直世界観にそぐわない描写になり過ぎて胸焼けしております。また魔法という物を安易に使い過ぎて、ドラえもんの道具のように成っており、これ悪用したら世界滅びるやんって奴も見受けられます。

 例えば無限に水を湧き出すツボとか。これもう質量保存の法則無視しているのはまだ良い方で、これ倒したら世界が水に浸かるじゃんっていうね。他にも街に電気通したり、蒸気機関みたいな工業に発展させたりし取ります。科学技術的な発展は、所謂スチームパンクやサイバーパンク系の世界観モチーフならば分かりますが、中世頃の世界観をベースにしている異世界物においては技術の進歩ぐらいがちぐはぐ過ぎて、やりたい表現と世界観が大きく乖離してしまいます。

 では次回に、使い方を間違えると世界観設定が大きく壊れる日常系魔法何かを解説していきます。

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