現世と異界の狭間からこんにちは。本日も異世界小説物で使えるかもしれないレベルデザインを考えて行こうと思います。
前回地図からレベルデザインを学んでいきましたが、今回はそれをストーリーに応用していこうと思います。物語も地図と同じようにマップを作る事で同じようにレベルデザインを使うことが出来ます。
例えば王女に出会うというストーリーであれば、まずお城に向かわなければなりません。しかし普通謁見の場に王様は居ても(誕生祭などの特別な祝日でない限り)王女様がいる事はあまりありません。ならば王女だけ別の場所に行ってもらう必要があります。まず普通王族が城下を歩いている事はありませんし、歩いていたとしても護衛が大量に居て近づけません。ここは出会いをより演出する為にも王女には誘拐されてもらいましょう。普通に人間に誘拐されてしまっては王族ですから金銭や政治的手法により簡単に奪還されてしまいますのでドラゴンにでもダンジョンに攫ってもらいましょう。そうすれば、王女に会いにお城に向かったら何やら騒がしい、何と王女様がドラゴンに攫われてダンジョンに捕らわれていると、奪還に向かった騎士団は返り討ちに遭い、王様はもはや誰でも良い、王女を取り返した物には望む褒美をやろうという御触れを出した所であった。っとここまで描けば、後はドラゴンを倒せば王女と出会えるという道筋が描けるわけです。まぁこれをさらに地図と合わせれば主人公の行動範囲も決まりますね。
ここでまず王城に入って王様に謁見する為には、ギルドの推薦状なり功績なりが必要とすれば、何かしら冒険に出て行かなければなりません。そして竜を倒す為には、竜を倒せるという実力を見せなければならなかったりと、色々障害が出てきます。それらを越えて行くうちに、そして色々と冒険者の知識や師匠から修業を付けてもらい竜をも倒せる実力がついている事と思います。
もっと具体的に説明するならば、ええっとドラゴンを倒すのにレベル30くらい欲しいとして。主人公は冒険者駆け出し(Lv.1)、最初の冒険で薬草集めに出て先輩冒険者から色々と教わる(Lv↑3)、謎の遺跡で王族由来の遺物を見つける。そこで師匠格と出会う(Lv.↑5)。師匠に弟子入り条件として主を倒すクエストに出発、四苦八苦しながら主を倒す(Lv.↑10)。師匠に修行を付けてもらいギルドの許しを得て王への謁見許可を得る(Lv.↑15)。しかし姫がドラゴンに攫われたので、師匠にさらなる修行を付けて貰いながら、ダンジョンへと向かう(Lv.↑20)。ダンジョン内でドラゴンを討伐、しかしそこで師匠を失う(Lv.↑25)。そしてついに姫と出会う。というレベルデザインを目指しますかね。レベル不足分は師匠の退場分で補うという事で。まぁ師匠が死ぬのか行方不明か引退かは匙加減次第ではございますが。
この様なロードマップはキャラの好感度捜査でも使用できます。例えばキャラの好感度が[10未満は普通。10-20は親愛。30以上で好き。50突破でルート突入]という裏設定を作るとして。
ドラゴンを倒して姫様を救出した(愛↑5)。ダンジョンで見つけた王族の秘密に迫る遺物を渡す(愛↑8)。無事お城まで紳士的に送り届けた(愛↑10)。部屋に呼ばれて冒険の話をした(愛↑15)。城を抜け出して秘密のお忍び城下満喫を一緒に過ごした(愛↑20)。と言う風に、好感度と出会いを刻んでいくことでルート突入まで関係を維持していけば違和感のない恋愛模様となるわけです。まぁ城下満喫の時に、アクシデントで抱き着かれたり手を握ったりと急接近しちゃってさらに(愛↑30)くらい上がってしまっても良いのですが。
無論好感度は選択肢次第で下がる事もあるので、何処かの佳境で好感度が下がるイベントを用意するのもリアリティがあっていいと思います。レベルの方でもレベルが下がる、例えばライバルキャラに負けたり強敵に怖気づいたりしてトラウマを負うなどの後退イベントを挟むと、人間性が増して良くなります。
皆さんも、レベル上げたり好感度下げたり、ドラゴンに攫われながらレベルデザインを色々と考えてみましょう。
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