渡る世間はユートピアorディストピア?_5

Novel of forward

 現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日も一か八かと筆を載せて、一騎当千の執筆頑張っていきましょう。

 前回から教育が大事だとは話しましたが、まぁ今回は教育の重要性について考えていきましょう。そもそも、古代において教育とは宗教でした。まぁ所謂殺人とか窃盗とか、輪を乱す行為や不衛生などの基本的な社会生活を送る為に必要な知識を、色々道徳とか衛生概念とか教えるの面倒だから、神様がそうしろと仰ったって丸投げして教えたのが始まりではないかと思われます。

 当時の時代は文字や科学知識等を一部の支配層が独占していました。民衆が賢くなることで反乱が起きる事を恐れたのでしょう。しかし知識の独占は、発展の停滞に繋がります。国王と貴族だけで、科学や医療、文学などを研鑽している国と、国中の人が勉学に励んでいる国とではどっちがより発展するかという事です。勿論、勉強をするにはある程度の豊かさが必要となります。今日食べるのも苦労する状況では勉強している暇はありません、それよりは畑を耕す方が賢明です。

 現在の多くの国が行っている教育は、国民教育と言うジャンルになります。その国の国民としての共通認識を育む為の教育という事です。それによって自国の歴史や文化、そして自国民である事の誇りを持つ事を目的としています。しかしこれが、国民同士の団結力をはぐくむ事は出来るのですが、異民族や異国同士の対立にも繋がります。どっかに国際機関で土地買って国家や宗教から独立した国際教育機構でも建てれば戦争とか消えそうな気がしますが。

 やはり人類が共存出来る理想郷を作る為には、外宇宙進出の宇宙世紀を待つしかないのでしょうか。まぁ単純に地球圏外に出ただけでは、今の様に人類同士で争う気がしますが。そういう意味では、村を造り国を作り、同地域同士で手を取り合った時。国同士で同盟を結んで、国家間で協力し合った時が人類の進化点と言えるでしょう。他者を受け入れる、人種や性能面での些細な違いを気にしない、国毎の違いを教育のバリエーションとして俯瞰で認識できる、そして旧時代の宗教からの離別、これらが人類の進化の鍵だと考えています。

 もし王様が百人いる村があったら、互いに争い協力は出来ないでしょう。しかし大臣が百人の村や、学者が百人の村や、労働者が百人の村ならきっとそれぞれ発展できるでしょう。西欧文化圏は世界大戦を得て、地球は狭くしかし征服するには広く、平和を勝ち取る為の最短は価値観や思想を共有し、しかし違いを互いの文化として尊重する同盟を組み、をの枠を広げる事と気が付きました。未だに世界では世界の王を狙う不届き者は居ますがいずれはその考えが古く、そして平和への遠回りという事に気づけばなぁと思います。

 皆さんも皆さんなりの平和を考えて行きましょう。

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