渡る世間はユートピアorディストピア?_6

Novel of forward

現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。今宵も灼熱の揺り篭に抱かれながら情熱を書き写していきましょう。

 さぁーて、前回は教育とかなんか適当な事を言っていたと思うんですが、じゃぁなんで教育何か必要なんだと基本的な事をおっしゃる人が居るんではないかと。教育の否定は人類史の否定何ですが。

 例えば、人類以外にも動物や昆虫など社会性を持つ生物がいくつか存在しております。ではそれらが人類以上の文明を持ち人類を超えるかと言うと微妙な所で。それは何故かというと、人類は文字や言葉を持ち、教育を行う事で知識を積み重ね継承して行く事が可能になっているからです。書籍などの知識の積み重ねは強いですよ、何故ならば一度経験したことや発明ならばすでに技術として組み込まれるからです。我々は車を手に入れる時、お金で買いますよね? 趣味人以外は一から自分でパーツを組み合わせたりしないですし、そもそも車輪の再発明などしないでしょう。中国の古代王朝や、異国に侵略された諸外国はそれまでの文化を焼かれたり滅ぼされたりして知識の積み重ねが起こらず、発展が遅れました。人間以外の生物は文字や言葉を持たない為に、この知識の積み重ねが起きにくく文化への発展が期待できないのです。

 そして言葉や文字を学び、歴史や文化を継承する事、知識を積み重ねることが人類の利点なのです。だって考えてみてください。野生で生きるのならば、鋭い牙や爪と分厚い毛皮や、生肉を食べてもお腹を壊さない構造の方が絶対有利じゃないですか。でも人類は牙も毛皮も捨てて発展しました。これは野生を生きる事を諦め社会を形成する事を選んだ結果なのです。結局爪や牙や毛皮は生成に時間やエネルギーを要します。人類は他の生物の骨や毛皮や石器などで補える為に、あえて身体をシンプル化して個体数を増やす事に特化した結果と言えます。生物世界において社会性、群れや群体である事は非常に有利です。そして集団で襲い掛かり狩った獲物の骨と皮で武装するそんな最強集団の人類が誕生したわけです。しかし文字や言葉を上手く扱えねば、ヌ―や魚の群れと同じ、知識を蓄え積み重ねるのが人類の武器なのです。統制され精錬された軍隊こそが人類の至高の戦力なのです。この力が荒れ地でも拠点を築き、自身よりも強大な敵に戦術を生み出し勝利していく力となるのです。

 その強みを生かす為には、教育による知識水準の向上が必要となるのです。文字や言葉が通じない相手には、対立排斥以外の行動はとりずらい物です。世界で通じる共通言語と文字がもっと普及すれば、世の中もうちょっと平和になるかもしれません。日本から出ないから日本語以外必要ないというのではなく、世界平和の為に少しでも他国の言語や風習などを学んでみましょう。

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