神(読者)は言った、世(作品)に光(笑い)有れと3

 現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日も悠久に続く文字の大海へと、小舟を漕ぎ出していきましょう。

 皆さんの周りには、リーダーシップに溢れた人は居ますか? あるいは妙に発言力があるとか、行動力があるとか。舞台役者やテレビの芸能人の様に、人に見られる職業や周りを惹きつける人物にはカリスマがあると言われています。設定に頼らず、キャラクターの魅力や話術で笑いを持っていこうとするならば、最低限カリスマ性のあるキャラクターを作っていかなくてはいけません。魅力のあるキャラクターならば、ボケでも突込みでもやらせられますが、とにかく話題の中心に置いておけば何かしら動きだせることでしょう。因みにカリスマキャラは別に主人公である必要はありません。むしろ主人公の友達とか相棒くらいの立ち位置の方が、カリスマキャラに振り回される主人公という立ち位置が描けるので展開が楽かと思われます。

 とにかくカリスマキャラの設定や魅力を余すところなく作り込みましょう。そうする事で、そのキャラを中心に世界が回り始めます。

 例えばカリスマキャラが、超絶大金持ちのお嬢様という設定で。まぁ何の因果か庶民の学校に通う事になり、隣の席の主人公を消しゴムを拾った事により学校での下僕認定をするという設定を考えたましょう。お嬢様の設定をしっかりと練っておけば、上流階級ジョークなり、庶民生活の衝撃なりといったギャグシーンを描くことが出来るでしょう。例えばお嬢様という事で、やたらと高級品な文房具を持ち込むも、数万もする墨と何十万もする筆で板書は書きにくそうなので主人公がシャーペンの存在を教えた結果衝撃を受けて、気に入ったのか、超高級なシャーペンを開発しだすが多機能すぎて逆に使いにくいっとかのネタに繋げるわけです。お嬢様のカリスマ性が高いほどこういったギャップの笑いは生み出せます。

 あるいはギャグ要因としてのバカキャラを用意するという手法もあります。やり方としてはカリスマキャラと同様ですが、あえてキャラ設定を非常に幅広くそして曖昧に設定するのがコツです。例えば時に神父で時にギャングで夜は殺し屋で昼間は教師、火水木は魚屋で月木金は八百屋、土日は隔週でプロレスラーみたいな混沌とした設定でも良いのです。性別不詳で日によって性別が変わり、場合によっては猫や犬にも成るのがギャグキャラです。とにかく突っ込みキャラに突っ込まれるべきボケの引き出しを設定の段階から多く抱えて設定の段階で矛盾していて、その上であえて出すのがギャグキャラと言えるでしょう。先の例の金持ちキャラを持ち出すのであれば、やたらとなんでも買収しようとしたり、身につける物全部が純金で荷物が主そうだったり、やることなんでも黒服にやらせたりと金持ちの持つイメージをどんどん乗っけて行くと良いでしょう。

 時々会社が破産して急に貧乏になる成金キャラと言うのもおもしろいですね。

 皆さんも、色々なキャラを作って楽しいギャグを作り出しましょう。

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