異界と現実の狭間からこんにちは。
本日の小説のあれやこれやを語っていきましょう。
さて読者の期待に添うという事は、即ち読者の好みを想定して物語を作るという事に他なりません。それは言うなれば、読者の事を想定した読まれることを想定した執筆活動という事です。実はこのマインドが結構重要で、自分が書きたい物語と、読者が読みたいと思っている物語って実はけっこう一致しません。ある程度書き慣れて読者の視点に立って推敲出来るならば、色々と習性も可能ですが完全に自分が書きたいだけで描き進めると、自身では完璧な出来栄えと思えるような作品でも、読者にとっては非常に読み難い、あるいは面白くない作品になってしまいます。これも読者の視点に立っていない事が原因です。その点では読者の期待に添うという書き方は、だいぶ読者に寄り添った読み易い物語作りと言えるわけです。
そういう意味でも、お約束とテンプレートにまみれたなろう系異世界物は書きやすく、読者に読まれやすいフォーマット形式を持っている事が分かります。無論、全てを借り物で作っても面白みのない作品になってしまいますので、テンプレート全乗りはお勧めしません。やはり主軸にしっかりと独自要素を添えて、そこから話を膨らませなければいけません。その肉付けの一部としてテンプレートやお約束を用いる、そんな感じの作り方が良いんじゃないかと思います。要はバランスですね。
もし物語製作をしている上で、上手く話が進められないのであれば、ジャンルとテンペレートを用いて展開補助に使いましょう。そして読者に読み難いと感じたのであれば、お約束な展開を多少は入れて読者の先の展開をある程度予想させながら、読者の期待を添う物語作りを。しかし独自の展開や要素はしっかりと取り込んで、先の展開に繋げて行くなどの工夫を忘れないように。結構難しい事を言っていますが、それが出来たのであればオリジナル要素を備えつつも、読者の期待に添った読み易い物語が出来上がりますので、是非とも一度はチャレンジしてみてください。
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