渡る世間はユートピアorディストピア?_3

Novel of forward

現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日も嵐過ぎ去った朝を迎えつつ、次なる夜を身構えましょう。

 まだまだ人類史をAI任せに出来ない昨今。やはり欧州式統治の議院内閣制が最適解なのでしょうか? しかしこの仕組みも弱点はあります。それは国家運営が国民の賢さの平均値になるという事です。どれほど立派な人物がトップに立ったとしても、足を引っ張る人が生まれてしまうのがこの仕組みです。国民が総じて賢くなれば国家の運用も賢くなるんですが、国民の賢さが低いと思うようには動けなくなります。ここが賢い独裁者が一気に国を発展させていく統治との違いでもあります。まぁその分間違った運営は抑止しやすい事でもありますが。まぁもはや死語でもあるバカッターやら、愚かともいえるXのつぶやきを見るに、こんな群衆の中から偉大な先駆者は生まれまいと感じずにはいられません。議院内閣制で重要なのは国民教育ですね。教育改革が必要です。今の使いやすい労働者を量産する学校教育ではよい政治家をはぐくむ土壌足りえません。そもそも地球内で、民族宗教国家で争い分裂している時点で、人類種が優秀とは言い切れない所ではありますが。

 例えば、宇宙進出とかを考えた場合に現在の統治体系では上手く運用する事は出来ないでしょう。何が起こるか分からない、一刻も早く判断を必要とする緊急事態が突発的に起こるとも限りません。現在宇宙飛行士に選ばれる人は、その国の中でも最上級に優秀な人物が選ばれています。まぁ国家予算が投入されている一大プロジェクトですし、ちょっとしたミスが命とりな危険な場所です。無意味な人材を配置する余地は無いでしょう。でもこれが一般人も入るようになると、果たして人種がーとか宗教がーとか国家がーとかいう人を送るべきでしょうか? それともこれが選民思想?

 良くSFでは貧乏人や犯罪者を宇宙の開拓地に送るという流刑的な扱いがあると思いますが、よく考えれば逆なんです。人類の次なるステージである新天地こそ、各国内でも最も優秀な人物を送り出して、新しい秩序を構築してもらうべきなのです。 まぁ賢い人に何とかしてもらおうって他力本願は今の政治体制と何の違いがあるというのだろうか?

 でもどうなんでしょうね? 賢さ身体能力、人種、思考……それらがやがて平均化されて、区別の無い世界になったとして、それは平和な世の中でしょうか? それはまだ我々にはわからない。

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