現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日もぶり返る猛暑の中、執筆へのモチベも最熱させて行きましょう。熱中症には気を付けてね。
前回に引き続き、ユートピアについて語りたいわけですが。まぁ前回賢い人に丸投げは良くないという事ですので、ここからは私なりの理想郷論でも考えてみましょうか。
しかして、やはり頭が良くなることは必須事項であります。そもそも、現在の人類の形態から解脱する為には人類側も変化を必要とするわけです。まぁN●Wタイプ的な感覚拡張でも、攻●機動隊の電脳化的な処置でも良いのですが、人類と言うインターフェースに拡張をもたらさないと一先ず次のステージには行けません。このまま人類が宇宙や新天地に進出しても同じ歴史を繰り返す事でしょう。
では今の人類が出来る、最高ではないにせよ最適な理想ならばどうでしょうか? 今現在の人類は過去の歴史から差別や孤立の忌避感、そして組織などの共同体への依存が顕著に表れております。まぁしかしこの辺は生物の本能みたいなもので。差別は良くないがどう考えたって差別はするだろうよというのが世の中です。それは地球全体としての共同体意識よりも、国や人種や宗教等の所属組織への帰属意識が強いからです。未だ人類には敵が必要なのです、まぁ急に宇宙の果てからアメーバ状の宇宙人が「この惑星気に入ったぜ、ちょっと人類邪魔だから滅ぼすわ」って攻めて来たら多分人類は協力して立ち向かえるんじゃないかと。
やはり人類の効率の良い統治の仕方は、格差と対立に集約されているのかもしれませんね。そこで人種や出自ではない新たな階級社会を設けるのが良いと思われます。ベースとしては学力や体力などの測定可能数値、或いは文化面での評価、トップレベルの人を宇宙飛行士の様な文武両道、品行方正で人格者である事を目指し、それらを元に階層化する。所謂RPG等にある就職にステータスを要求するという感じですね。文化面はいまいち不安定な市場でもあるので、其れこそ課題提出や応募などの回数、それらの評価などを基準に、専門学校や現場のアシスタント、先生への弟子入りなどの進路を作っていく。無論ステータスが足りず、成りたい職業に付けない人の為の訓練所や予備校なども用意しておきます。
勉強や運動を頑張る気が無く、碌な職業選択が無い人の為にも簡易な仕事は用意しますが、それは政府が生活を保障します。彼らの役割は上位層の者達が優越感に浸る為の差別対象であるという生贄です。勿論、その境遇からでも訓練所に入り上位層へとランクアップする脱出処置も整備します。
また上位層の人達も、努力に見合った報酬や特権は当然あるとしても、そこはノブリスオブリ―ジュの精神で、社会貢献や寄付などの経済支援、国家運営に必要な要職、警察、軍隊、医療従事等々の予備員として訓練を受けるなどのデメリットを担うと良いですね。
楽で遊んで暮らせるけども差別され蔑まれる立場(暴力などの苛めは違法とする)か、苦労と努力が必要だがその分報酬は高く、しかし社会奉仕の義務が発生する立場、どちらが良いでしょうか?
まぁ程なくすれば、上層で居続けられる人種や一族などが固定され、下層階級に定着する人々にすみ分けられると思います。上層でも胡坐をかいて怠惰で居れば下層に落ちますし、下層が嫌な人は努力して上層に上がります。政治は上層の上澄みの人達でとりあえず行えば良いでしょう。生活保障の供給が続く限り下層の人達は文句を言わないはずです。いやわがままな文句は言うでしょうが、それは相応に努力しろってことで。
そもそも労働者向けの詰め込み教育を経て、その時の社会情勢次第でどうとでもなる就職活動何かに人生を委ねる事の方が不安定です。とりあえず学生の頃は一律全員宇宙飛行士か総理大臣かを目指すようにして、そこまでの器じゃないと悟るか、自分なりの道を見つけた者から望みの階層に見合った訓練に切り替えて行く方が効率的です。そういった努力や働くのが居やって人は、生活保護ルートで社会保障を受ける代わりに地域貢献やボランティア活動に従事する義務を与えてあとは適当に遊んで暮らせるようにしてもらえば。
まぁ生活保護で色々と言いたい人は、外国人等や一部の不正受給や現状の自身の境遇が努力に見合っていないと思うからこそ言いたくなるわけです。何なら各階層を体験できるように、何処かでそういった訓練を行うのもいいかもしれませんね。軍隊の予備訓練や救急処置講習の様に、上層階層訓練や下層階層訓練等で一度他人の立場を味わう事も経験として有意義だと思います。
さて皆さんはどの階層まで上り詰められると思いますか?
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