現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日はやや趣向を変えた雑談でお送りしたいと思います。
世間はどこもかしこも、右も左も愛の恋だの抜かしておりますね。物語の中でもくっついたり離れたり――。世間は色恋沙汰に興味津々です。よく世間は漫画みたいな恋を――と切望しますが、いざ漫画みたいな全てがお膳立てされた恋愛に遭遇すると冷めるのかもしれません。
しかし、最近の若い作家さんは上手い恋愛を描けていないようです。っというよりは、作者の描く恋愛模様でその作者の恋愛経験のあるなしがまるわかりと言うのが心情です。まぁ実際の恋愛経験が無くても少女漫画や恋愛ゲーム等で疑似体験をしていればまぁまぁ、最低でも何か好きになる対象や熱狂などの心が湧きたつ感情を理解して居れば、それなりに面白い恋愛が描けるかと思いますが。
問題は漫画やアニメなどの媒体だけを見て、まぁ恋愛なんてこんなもんだよなと理解した気持ちになって描く手抜き勢ですね。作者の感情が乗ってないので、恋愛って言うよりも男女がこうしてこうしたら恋愛って言うんだろ的な、盛り上がらなさがあります。恋愛したことが無い主人公が恋を自覚するとかそういった演出ならばいいのですが、大抵はそのまま淡々と進むだけで恋愛的な面白さは期待できません。
じゃぁ恋愛した事が無いやつは、恋愛物を書くなってことかってことなんですが・うん、まぁそうだよね。恋愛くらい一度はしておいた方が良いし、して良くなるならしておくべきだよね。自動販売機で飲み物を買った事が無い人が、自販機で飲み物を買うシーンを考える際、文献を調べて足りない部分を想像で補うよりも、実際に買いに行った方が早いでしょう。障害恋愛に興味無いしする気も無いって人が恋愛物の物語を書く事も無いでしょう。ストレッチや軽い運動と同じでやって損の無い事ならどんどんとやるべきで、恋愛もどんどんとするべきでしょう。良く恋愛を失敗するのが怖いって人いますが、一回も失敗せずに成功する事なんてほとんど無いですし、回数を重ねないと成功率は上がりません。むしろ失敗を恐れず進むべきです。なぁに恋愛に失敗した所で人類に取り返しのつかない損失が出るわけでもないし。多少なりとも、そういったあがきは作品に良い影響を与えます。
恋愛事においても動じないクールな俺様カッコいいとか童貞の単なる妄想なので。むしろ普段クールなのに恋愛事には奥手だったり舞い上がってダメダメなくらいがギャップがあって可愛いものです。そういう恋愛における振り幅も経験のなせる業と言えますね。
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