現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。影も形も無く、色も音も無い。夜明けを遮る緞帳に、寝覚めを苛む片頭痛。意味も因果も見果てぬ先に、ただ混沌とした荒野を抱く。さぁ無意味な一日の始まりは、文を書き綴り夜へ落とす。
人生のハイライトシーンをいくつか思いうかぶと、年を取って来たかなと言う感じがしてまいります。皆さんはどうですか? 若い人たちはきっと今を生きているので今日より明日が、明日よりもその先の未来にもっと輝かしい日々を嫁見ることが出来るでしょう。しかし大人はあんまり未来を見て浸れるほどに純粋ではありません。今日より明日が、今より先の未来がどんどんと不幸になり生きず待っていく不安に駆られてしまうのです。そして今日と同じ明日が、その先も続くように頑張っていくわけです。だからこそ若い頃の経験と言うのはどんな事も輝いて見えて、うらやましい。是非とも学生の皆さんには、今の内、若いうちにいろんな経験を体験して欲しいものです。
私の人生のハイライトを三つ上げるとしたのならば…。
一つ目は長年の夢が叶った時でしょうが。高校生くらいの頃から漠然とゲームクリエイターに成りたいと思っていた自分は、専門学校を出て小さな下請けも下請けの、でも一応ゲーム制作会社にアルバイト待遇で働く事に成りました。いや本当に、忙しくて大変で覚える事もやる事も多くて、失敗や起こられた事も多々あったけど、思い返しても人生のハイライトの一つと言えるでしょう。あの頃に戻れたらと思う一時でした。結局不況でアルバイト待遇の自分は自宅待機を言い渡され、そのまま呼ばれる事なく終わってしまいました。それでも長年の夢を叶えたという満足感でとりあえず良しとしておくとしましょう。
二つ目も、長年の夢の一つ、小説のお仕事を頂いた時。これは自分がその会社のメンバーという訳ではなく、あくまでも協力者と言う立場だったのですが、それでも長年描いてきた文章と言う技能が生かせれたと言う意味では、充足感のある日々でした。こちらも協力していた会社の内部分裂によって瓦解してしまったわけですが。これもあの頃に戻れたらと思う一時であります。
最後の一つは、やはり初めて恋人ができた時でしょうかね。
皆さんも、人生のハイライトをたくさん作って充実させてください。
面白チェッカー提供します こちらは貴方の小説の面白さを図るためのチェッカーです。
コメント