現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日も天気も悪い中よくぞお越しくださいました。ジメジメしているところではございますが、ゆっくりしていってくださいな。
皆さん良いことしていますか? 善人ですか? でも正直どうですか? 世の中って悪人の方が生き易くないですか? 世間は悪人が思うようにしていて、自分達の事を知られたくないから、他の人には善人で無垢で、無知で居させようとしているんじゃないかって思ったりしませんか?
まぁおおよそ当りであり外れって感じがします。どこの世界にも善悪は置いておいて人間の個体差ってのはばらつきがあります。賢さにも勿論個体差があり同じ時間同じ勉強をしていても順列が出来てしまいます。つまりおおざっぱに言えば大体平均すると20~30%くらいは平均以下が居るってことですね。これは身体能力でもそうですし、歌唱力などの芸術面でもそうですね。だからまぁ祖いった総合で色々と測れば個性って感じでまとめられるわけですが。まぁスポーツだってそれなりに取り組めば平均には達せられるので、賢さも別に平均以下だからってなにも悩む必要はありません。賢くなりたければ、本を読んだり勉強頑張ればいい訳です。まぁしかし水準より下過ぎて、平均以前に一般的な教育すら理解できない下位層も居るわけで、これも生まれつき身体障碍がある人も居るわけですから個性ですわな。
んで、ある程度賢さがある人でトップ層はまぁ独自に研究したり発見したり上手くやって行けるわけです。となるとその下、そこそこ賢い勢はと言うと、なんとなく賢いっぽい事をします。大昔に祈祷師をしたり神を名乗ったり、王様に成った奴とかですね、こういう人たちはトップの人達に助言きいたりして、或いは傀儡となって表舞台に立ちます。まぁそういう中には、悪事を働く側面もあったりするわけです。王様だって言い張れば誰でもそう成れる訳ですから、国民を騙していると言えなくも無いでしょう。王様を国民が受け入れれば合法です。そういったカリスマが居ない場合は民主的に優秀そうな人を選びましょうってことで。しかし投票の場合、先ほど述べた賢さの下位層にも投票権がある訳で、そういった人達は、賢そうな人を見つける知性が無く、なんとなく見た目が良かったり、威勢に良い事を言っている人、極論飴を貰ったからとかで投票してしまう訳です。そうなると、候補者が五人いるとして、100票がそれぞれ均等に振られるとして、一人の候補者がそういった下位層の三割に飴を配ったとしたら、他の候補者が大体14票くらいなのに対して一人だけ44票を獲得できるわけです。これが悪の始まりですね。ただしルールとして候補者が飴を投票者に配ってはいけないと明記されていなければ、単にその候補者が賢かっただけです。
普通に賢くて真面目で、真っ当にその国を正しく導ける四人の候補者が、ルールの穴をついたちょっと賢い一人に惨敗するのが、民主的の罠とも言えます。まぁまず、本当に国の為に尽力する人は、飴を配って他の人を出し抜こうとは考えないわけですが。
さてだんだん言いたい事はわかってきましたか? 善人というのは大変結構ですが、それだけではだめです。賢く在る為にはあえて悪人である必要もあるかもしれません。
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