理想と現実の鬩ぎ合いこそ、空想妄想の境界なり

Novel of forward

 現世と異界の狭間からこんにちは。体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。本日もドーナッツの真ん中の様な、虚無感漂う日々を死んだような眼をして生きて行きましょう。

 よく、色んな体験をしてこそ想像が広がると言われています。逆に、実体験に捕らわれ過ぎると自由な発想が出来ないという勢力もチラホラと。正直言って私の主観ですが、私は実体験至上主義を押しています。そりゃ……海外旅行行った事の無いやつの書いた旅行記と、行った事のある奴の旅行記では細部の解像度が雲泥の差でしょう。宇宙旅行行った事のある人の話なんて、誰だって興味あるでしょう?

 まぁ、じゃぁ体験しない事は書くなってことでは無い訳です。少なくとも、未体験の事は、体験者より詳しくは書けないという事は認めるべきでしょう。認めた後は努力するべきです。宇宙旅行なんて普通の人は大体未体験なので、宇宙飛行士関係の記事や体験談何かを視聴したり、色んな情報を集めて出来る限り再現度の高い妄想を出来るようにすると良いでしょう。海外旅行、無理なら国内旅行ならやっておくと良いです。冒険物を書くならキャンプくらいは体験しておくべきです。

 ちらほらと散見するスローライフ系も、スキルやら能力やらで大変さを大幅オミットしていますが、私としてはそここそ一番楽しい所なのにと思う訳です。一回家庭菜園とかプランターで植物を育ててみればわかります。変な虫がついたり、弱ったりカビたり枯れたりと観葉植物でも波乱万丈ですよ。魔物をテイムするなら、ハムなり猫なり飼育してみると良いでしょう。生き物の世話って言うのは、大変だからこそ楽しいのです。超強力なドラゴン、安易にホイホイ仲間にしておりますが、きっと世話は大変なはずです。大型犬やイグアナ、数メートルになる大蛇の飼育だって凄く大変だというのにそういったリアルな体験に基づいた、世話の大変さに言及している作品のなんと少ない事か。嘆かわしい。この辺は世話の大変さをオミットして描くポ●モンの功罪が大きいかと思います。

 楽しさだけを抜粋するのは、エンタメとしてはいいのですが、中身が薄味となってしまいます。育成や世話がメインでないのなら良いのですが。だから安易に仲間にした魔物が人型になるって言うのは逃げですね。魔物の育て方を考えるのが面倒だからと言う、放棄に過ぎません。恐竜を頑張って育てた某ド●えもんを見習ってほしい物です。大概そういった努力を放棄した作品は、既存の二番煎じになり面白くなくなってしまいます。皆さんも物語を書くならば、その内容に沿った趣味を一つ始めてみましょう。

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