現世と異界の狭間からこんにちは。身体の半分イマジナリー、貴方の心をインソムニア。加熱し加湿され、眠りを妨げる不快指数90、梅雨でございます。もはや大自然からの宣戦布告でございますので生き残る事を最優先しましょう。
さてさて、世界は移民問題で荒れていますね。私は専門家でも思想家でもないので、あくまで私見による雑談にしか過ぎないのですが。同時多発的に起きているから全て移民問題と一括りにするのは世の中を単純化し過ぎかと思います。ヨーロッパの移民問題は、過去の大戦からの植民地問題、差別や格差を是正せず臭い物に蓋をする様に貧困地域への押し込め等が爆発して起こる出来事だし、中東方面は宗教問題や紛争等も関わってきます。東南アジアは経済的な発展や政治的な問題も多くあります。
また日本においても増える外国人旅行客による環境変化、日本全体の治安悪化、世界の情勢不安、テレビ等メディアの衰退等が波及しているという事も考えられます。まず前提としてまだ日本は大々的な移民受け入れはしていませんし、外国人で問題を起こしているのはほんの一部にすぎません。しかしその一部が目立ち、声が大きいのでより不安を煽るわけです。
まぁそもそも移民と言うのは帰化申請などと違い、日本が好きで日本人に成りに来るわけではありません。昨今の多くの来訪者は単純に日本の良質なインフラや、安全性、保険制度などを利用して食い潰しに来ている訳です。向こうが共栄共存を望んでいるわけではないので上手く行く可能性は限りなく低いでしょう。かといって、日本が終わるかというと、まぁ政治家もそこまで馬鹿では無い(と思いたい)のでそこまで深刻な事態にはならないと考えています。
とりあえず、何処かで誰かが被害に遭い、重大な事件が何処かで起こり、国民の多くがその問題に注目するまでは、問題無しと推し進めるでしょうし、反対している多くの人はその何処かの誰かに成りたくなくて必死に抵抗しているという構図でしょう。
世界大戦以降、戦争の凄惨さから戦争行為はやめにしようと多くの世界が手を取り合うようになりました。それで一時の平和を手にした訳ですが、それは世界の破滅への道だったのかもしれません。戦争による土地の拡大を抑制するという事は、それぞれの国の土地リソースが増やせないという事です。その状態で人口がどんどん増加すればいずれ限界は訪れます。破綻し移民が発生する国も出てきます。そうならないように調整するのが国連と言う組織のはずですが期待は出来そうにありません。
過去にはそういった難民の人達は、人類未踏の地へと追いやられそこを開拓していきました。しかし今はそこまでフロンティアスピリッツに溢れる人も多くなく、より良い場所、国を求めていきます。しかしそこに住んでいる人達からするとその基盤を築かずに横入りしてくる人達を良く思わないのも当然です。
いっそ企業が世界規模で結託し、荒野や辺境地を開発しインフラを整備して移民の国として無政府資本主義国家を設立し、国連公認での植民地を設けるのはどうでしょうか。新天地ならば現地民と移民とのいざこざは起こりにくいですし、初期に設置された設備外の開発は移民側に権利を委ねる事で、独自に開発発展の余地が残りそこに文化を残す事も可能となります。まぁ夢物語みたいな話ですし、どこぞのSF作品のコロニーの発想そのままなのですが、あれが世界における正しい未来なのかなと思ったりします。地図上の空白地帯に大規模な九龍城が再び出来上がるのも時間の問題でしょう。
現時点では、移民との共存は不可能ですし、我々は協力して彼らが安心して暮らせる九龍城を提供して隔離するのが良いと思います。そもそも一番いいのは移民が生まれない事です。従って各国の政治不安や、経済発展が起これば移民は減るはずです。一刻も早く戦争行為の調停と一部共産圏の横暴の抑制、そして発展途上国の経済発展が命題なのではないでしょうか。そしてそれらの問題はずいぶん昔から考えてきた難題でもあります。
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